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民俗資料館(旧黒沢尻高等女学校校舎)

旧黒沢尻高等女学校の校舎を移築して、中に農作業道具、手仕事、生活用品、信仰関係などの民俗資料を展示しています。北上地方の昔のくらしを知ることができます。

 

現在の岩手県立北上翔南高等学校(県立黒沢尻南高等学校)は、県立黒沢尻高等女学校を引き継いだものです。その前身である黒沢尻実科女学校は、大正8年創立でこの地域の女子教育を担っていました。

 

旧所在地 北上市鍛冶町一丁目
建築年代 昭和2年(1927)
面積 456.1㎡
構造 木造2階建
寄贈者 岩手県
復元年 昭和53年(1978)

「外のしごと」「内のしごと」展示コーナー

1階では農作業で使った道具や、当時の日用品などを展示しています。

履物や衣類など身のまわりのものは、ほとんどそれぞれの家でつくられました。そうした日用品をつくるための道具も展示しています。

またたくさんの道具から、同じ用途の道具でも時代とともに進化していく様子を垣間見ることができます。

「家のくらし、商家と職人のくらし」展示コーナー

2階では、家のくらしに使われた道具や当時職人によって作られた日用品、それらをつくるための道具などを展示しています。

また、商家の店先を再現したコーナーや、装飾なども多数展示しています。

北上市消防資料館

明治から昭和にかけての消防に関わる資料を展示しています。全国的にも数少ない資料館です。火の見やぐらと器具置場が併設されています。

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