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5旧菅原家住宅
(豪雪農家)

旧菅原家は、奥羽山脈の山懐にあり、雪が大変多い湯田地方(現西和賀町)の農家です。

旧菅原家の馬屋は家の中にあります。旧南部領の特徴は、このような内馬屋と呼ぶ形式の民家が多いことです。特に「南部曲り家」は有名です。しかし、旧菅原家は曲り家ではなく、直ご家と呼ばれる形状の民家です。

屋根に勾配をつけて雪を落ちやすくさせたり、軒に「船枻造り」という工法を用いて、雪の重みに対する耐久力をつけるなど、豪雪地帯ならではの工夫が見られます。

創建年代 明治時代後期
旧所在地 和賀郡西和賀町大沓(旧南部領)
建坪 158.7m2(約48坪)
桁行(横幅) 16.1m
梁間(奥行) 9.8m
建物の形状 直ご家
屋根 寄棟造り
基礎 土台建て
北上市指定文化財

 

 

中門

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