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4旧大泉家住宅

藩にとって戦略的に重要な場所は「要害」と呼ばれ、譜代の重臣を配置し、仙台の縮刷版のような城下を形成していました。口内要害も同様で、伊達一族の格式をもつ中嶋氏が、浮牛城と呼ばれる城の城主となり、城下を形成していました。

旧大泉家の主・大泉氏は、城主・中嶋氏の家老職を代々歴任した家柄です。旧大泉家は城下の要となる大手門の前にありました。正式な玄関となる式台、控えの間となる下座敷、書院造りの上座敷など、武家住宅ならではの特徴が見られます。

創建年代 江戸時代中期
旧所在地 北上市口内町荒町(旧伊達領)
建坪 151.8m2(約46坪)
桁行(横幅) 16.2m
梁間(奥行) 8.9m
建物の形状 直ご家
屋根 寄棟造り
基礎 石場建て
柱の主要材 上・下座敷、常居は杉
裏座敷、納戸、台所は主に栗
北上市指定文化財

 

 

旧渡辺家門

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