2旧菅野家住宅
旧菅野家は、江戸時代、南部領と境を接する伊達領側の村(下口内村)にあった上層農家です。伊達領の住宅規定が書かれた「御郡方式目」(享保4年・1719)との照合から、大肝入(村長のなかでもさらに上役の村長)のものと考えられています。
伊達領の肝入(村長)以上には苗字・帯刀・門の設置が許されていたといわれます。旧菅野家にも享保5年(1720)の棟札をもつ立派な薬医門がありました。
旧菅野家は、江戸時代、南部領と境を接する伊達領側の村(下口内村)にあった上層農家です。伊達領の住宅規定が書かれた「御郡方式目」(享保4年・1719)との照合から、大肝入(村長のなかでもさらに上役の村長)のものと考えられています。
伊達領の肝入(村長)以上には苗字・帯刀・門の設置が許されていたといわれます。旧菅野家にも享保5年(1720)の棟札をもつ立派な薬医門がありました。
創建年代 | 享保13年(1728) |
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旧所在地 | 北上市口内町長洞(旧伊達領) |
建坪 | 250.8m2(約76坪) |
桁行(横幅) | 21.3m |
梁間(奥行) | 10.8m |
建物の形状 | 直ご家 |
屋根 | 寄棟造り |
基礎 | 石場建て |
柱の主要材 | 栗 |
国指定重要文化財 |
薬医門(国指定重要文化財)
土間